次の日。

私はいつものように、学校へいった。

そういえば、昨日美香が知らせたいといっていたことのメールはこなかった。

なんかあったのかなぁ・・・。

まぁ、美香のことだから平気かな。

そう思って教室で美香を待った。

しばらく待つと、美香が来た。

いつもと違ってすっごく明るかった。

「ゆ～まっ！おっはよ～ん♡」

「どうしたのぉ？美香ぁチョー元気じゃん！」

「じ・つ・は・ね！まぁちょっときてきて～」

そういって美香は空き教室まで私を引っ張って行った。

まぁ、いいコトならいくらでも聞くけどね。

「どうしたの？美香？話って何？」

「あのね、実はウチ雄凪と付き合うコトになったの！昨日の放課後告られてぇ～♡」

「えぇぇぇぇぇぇ！！よかったじゃんっ！！」

雄凪っていうのは、同学年で、スポーツ万能でバスケ部の副キャプテンをやっている裏でけっこうモテているんだけど・・・ちょっと頭が悪いような・・・。

「ゆまぁ、なんで昨日会えなかったのぉ？」

「じつは・・・」