そうすると明日も頑張れる気がする。

日直の仕事を終えて、教室をでて廊下を一人歩く。

すると後ろから誰かが走ってくる音がした。

タッタッタッタッ

「笹川~!!」

呼ばれて振り向くと、そこにはハァハァいっている市川君がいた。

「市川くん!どうしたの?委員会・・・終わったの?」

「あぁ、終わったよ!すぐ走ってきた!終わっちゃった?」

「うん・・・。今帰るとこ。」

そういうと、市川君はちょっとさみしい顔をしてため息をついた。

あぁ~また市川君を悩ませちゃった。

あのときよりはいぃか!ってだめだよね~ごまかしすぎか!

「笹川!お礼と言ってはなんだけど・・・よかったら今からどっか遊びに行かない?あっ無理ならいいんだけど・・・。」

「えっ!行く行く!」

嬉しすぎてすぐに返事をした!

私、キャラじゃないコトしてる・・・。