「そーなのー?あたしは今日も元気いっぱいなのにぃ!テンションあげてこっ!」




分かった、分かった。



とにかく分かったから早く退いてくれ。



あんたが邪魔で靴を靴箱にしまえない。





でも、ウチの苛立ちに気づかない未華は、それから15分以上喋り続けた。


どうやら、悪気はないみたいだけど…。





「それで…「キャーーーーー!!!!!!」




一方的に未華が喋っていると、いきなり叫び声が聞こえてきた。



うるさいな…