「ふざけんな。これキスマークだろ」 あたしは恥ずかしさと悔しさから顔をそらした。 「だ、だから何?」 ばかだ。こんな態度とったら文哉に嫌われるに決まってるのに・・・。 「誰だよ、ゆるせねえ・・・」 心臓がドクンと大きく揺れた。 先輩のつけたキスマークのあたりにチクリと痛みが走る。 それだけでは終わらない。 何箇所も何箇所も痛みが走ってゆく。 「文哉・・・やめてよ・・・」 なんだでだろう。 大好きな人が初めてしてくれた行為なのに涙しかでないよ・・・。