括弧の中に何を入れよう

 


「……うそ、やめてよ、そんなの」
「だって仕方ねーだろ!」
私の声に、亮の震えた声が被さった。
突然の大声に私はびくり、と肩を揺らす。亮は少し俯いた……けど、こちらから表情が丸分かりだ。
「なあ、ずっと好きだったんだよ、中学ん時から、ずっと、ずっと……」
心臓がうるさい。
「気づいてくれよ、俺の事好きになれよ、そしたら、お前の事、悲しませたりしねえよ……」
呼吸がうまくできない。
だって、心臓を何かに掴まれている。亮の言葉に、掴まれている。