「今から俺が言うことにリアクションすんなよ」 「うん……」 「多分そいつ、お前のこと好きだ」 「う、っそ!」 「静かにしろって!」 つい大声を出してしまった。気づけばもう委員会は始まっている。私と広瀬君はまた後列に隣同士で座っているからあまり目立たない。この席でよかった。 ていうか、広瀬君、私の話をどう解釈したらその結論になるのかな?それとも私の話のしかたがおかしかった? 「だから、お前行くなよ」 「え?」