今日は朝から委員会で、私は気分が高揚していた。私の所属する委員会は美化委員会……という名のサボり委員会で、しかもその学年代表が私と広瀬君なのだ。組織決めの時に「岡部は何やんの?」とメールが届いて「美化委員の代表」って送ったら、偶然、彼も美化委員の代表をやることに決定したのだ。「ほんとぐーぜん」と言って笑った彼の顔を思い出せば、私は天に昇れる気分になれる。これが恋してる、って言うのかな。