「・・・友紀怖い。」


長かった午前の授業も終わりに近づいてきた頃、突然舞花にそう言われた。

その時の私のテンションはMAXに近いものだった。



「怖いとは失敬な!
 私は今、最高に機嫌がいいの☆」


「気を付けろよ、東。
 今の友紀は最高に絡みづらい。」


「見てたらわかるよー!!」



4時間目が始まるチャイムが鳴った。
先生はまだみたい。
だから私達、というか クラス中が騒いでいた。