しばらく歩き続けると、着いた場所は屋上だった。



「えと・・・どうしたの?」


また沈黙だったところを、私が先に破った。


「・・・うん。
 あのさ、ちょっと 話 あってさ。」


「話? 何?」


言ったあとに、ちょっと後悔した。


“何言われるかわからないけど・・・心の準備できてないのに急かしちゃった!“


私が心の中であたふたしてると、森川くんが話を続けた。