「吉永っ!!!」




「は?呼び捨てにすんじゃねぇよ」




あきらかに怒り気味の口調で返ってきた。


呼び捨てで怒るとか心狭ッ!!!



ふぅ、と一息ついて心を落ち着かせてから。





「・・・・・・一期一会でいい?」



「なんでも」




無愛想にはき捨てると外を眺めだした。







彼は、空にでも恋しているのだろうか・・・・・・?