「...好きだよ、姫」


なんの前触れもなく、王子は言った



思わず私は息をのむ



「っ、意地悪////」



そしたら王子はニッと笑って、



「褒め言葉だと思って受け取っておくよ」



王子がじっと見つめてきて、思い出したように私は言ってやる




「私は王子を愛してるよ」



王子の好きな気持ちなんかより、私の王子への気持ちのほうが




ずっとずっと大きいんだから