「何でそう言い切れるの?
それも推測?」
「……そうだな。これも可能性の一つでしかない。
が、恐らくそれに間違いはないと、あたしは思う」
「どういうこと?」
「術を使えなくなったのは、あんただけなのだろう?
あたしは今まで、普通に使えていたぞ。
そしてアイツらも、だ」
ルティナはそう言いながら、視線をその先へ向けた。
私もそれに釣られて首を動かす。
そこには目を瞑り、ウットリとした表情でエドの演奏に聴き入っているアレックスの姿があった。
「この刻印はあたしを除き、3人同時に付けられたという話だったな」
「そう、だけど…?」
「なら、あんただけが術を使えなくなるというのはおかしい。
しかも使えなかったのは術攻撃だけだ。
そのように、ピンポイントで発動するような効力が、この紋様にはあると思うか?」
私は改めて左袖を捲ってみた。
一応正装なので精霊術士の服を着ているが、今は街中ということもあり、籠手のほうは外していた。
それも推測?」
「……そうだな。これも可能性の一つでしかない。
が、恐らくそれに間違いはないと、あたしは思う」
「どういうこと?」
「術を使えなくなったのは、あんただけなのだろう?
あたしは今まで、普通に使えていたぞ。
そしてアイツらも、だ」
ルティナはそう言いながら、視線をその先へ向けた。
私もそれに釣られて首を動かす。
そこには目を瞑り、ウットリとした表情でエドの演奏に聴き入っているアレックスの姿があった。
「この刻印はあたしを除き、3人同時に付けられたという話だったな」
「そう、だけど…?」
「なら、あんただけが術を使えなくなるというのはおかしい。
しかも使えなかったのは術攻撃だけだ。
そのように、ピンポイントで発動するような効力が、この紋様にはあると思うか?」
私は改めて左袖を捲ってみた。
一応正装なので精霊術士の服を着ているが、今は街中ということもあり、籠手のほうは外していた。



