恐らく外だ。
私はいつの間にか『外』へ出ていたのだ。
「う……」
その呻くような声で視線を戻すと、アレックスとエドの二人が並ぶように倒れていた。
「エド、アレックス」
私は這うようにして、二人の側へ近付いていく。
エドは完全に気を失っているようだった。
先程のような安らかさはなく、苦悶の表情に変化していた。
しかし呼吸のほうは安定しているので、多分心配はいらないだろう。
アレックスも同様に険しい顔で倒れている。しかしこちらには、意識があるようだ。
「エリス……君は……」
彼は億劫そうに片目を開けると、呻くように苦しそうな表情で視線だけを傾けた。
「私なら大丈夫。それより」
禍々しい気配。
これは―――。
私の目は、元凶である黒い球体を捉えていた。
先程よりも大きくなっているような気がする。
宙に浮いていたはずの下先端部が、今では地面にめり込んでいた。
あたかも最初からそこへどっしりと、根を下ろしているかのようにも見える。
私はいつの間にか『外』へ出ていたのだ。
「う……」
その呻くような声で視線を戻すと、アレックスとエドの二人が並ぶように倒れていた。
「エド、アレックス」
私は這うようにして、二人の側へ近付いていく。
エドは完全に気を失っているようだった。
先程のような安らかさはなく、苦悶の表情に変化していた。
しかし呼吸のほうは安定しているので、多分心配はいらないだろう。
アレックスも同様に険しい顔で倒れている。しかしこちらには、意識があるようだ。
「エリス……君は……」
彼は億劫そうに片目を開けると、呻くように苦しそうな表情で視線だけを傾けた。
「私なら大丈夫。それより」
禍々しい気配。
これは―――。
私の目は、元凶である黒い球体を捉えていた。
先程よりも大きくなっているような気がする。
宙に浮いていたはずの下先端部が、今では地面にめり込んでいた。
あたかも最初からそこへどっしりと、根を下ろしているかのようにも見える。



