それから



俺は幸せだった



娘も生まれた



「名前は何にしよう?」



「もう決めてたのよ。男だったら海斗、女だったら渚」



「なんで?」



「海がね…私達の思い出の場所だからよ」



「じゃあ、なぎさだな」



なぎさは本当に可愛かった