「ほんと?!」 「おぉー」 「どんな人?」 「そんなに女の子らしくないけど、根は良いやつ。だけど普段は強がり」 「なんか沙織とはあんまり共通点ないね」 「うん。だけど俺はその強がりが好きだったりする。」 「………」 「どうかしたか?」 「いや、颯太ってそんなキャラだったかなって」 「たまには、な?」 いつもと違う颯太に少し戸惑ってる。 そのあと颯太と別れて駅に行くと、すでに玲斗が来ていた。