「なんか、あった?学校来てるようになってたのに」 俺にしては柔らかい口調だ。 相手が玲だったらということを考えると、即「学校サボってんのかガキが」と言ってただろうと思う。 夏美もココアを持ち、しばし呼吸を止めた。 「…何にもない」 いまの間はなんだったんだ。