可愛い、という言葉や、天使、という言葉が相応しい。 その高槁夏美は俺を見て、一瞬顔を赤らめてから会釈した。 初々しい、という認識。 「彼女は体調を崩して今まで来てなかったんだ。 高槁、こいつは緑化実践長の宮下香。良い男だから、心配するなよ」 俺が割り込む間もなく、すかさず夏美が答える。 「はい。優しそうな人です」 優しそうなのはどっちだか、とは言わないでおく。 彼女はみるからに繊細そうだ…。