◆ 「お呼びですか」 相変わらず眠たそうな、緑化担当教師はあくびをぶちかました。 生徒の目の前で、己をさらけ出すのは尊敬しよう。 「…ん。実はな、緑化実践部に新しい子が来てな。実践長はお前だったろ?」 確認すんなや。 俺はコクリと頷いて、 先生に連れられるまま花園へ向かった。 きっと これが ″出会い″ってやつ。 花園には溢れんばかりの花と植物があって、俺はそんな静かな自然が好きだった。 落ち着くから、大好きだった。