え?誰‥、知らない。 とにかく、出てみよ‥ 『…はい?』 暫く沈黙が続き、 「…あ、秋山‥さん?」 ん?聞いたことある‥ 誰だろう、男の人…、 「あのー…」 『あ、はい、すいません…』 また沈黙‥。 「‥、俺です、崎田。」 崎田?‥あああ! 崎田とは崎田龍。 同級生で、私の事を 好いているらしい。 え、何で番号知ってんの? 『崎田…くん? 何で番号知ってんの?』