あたしが話しに入れなくてぼけーっと3人をみてたら、立花君と目が合った。


その瞬間微笑んでくれて、


「この子はー?」


と聞いてくれた。

きっと気付いて話しに入れるようにしてくれたんだと思う。



「泡沫 岬です。」

「みぃちゃん、だな。」

みぃちゃんなんて初めて言われた。



「さっさと教室入れよー。早く入らんと帰りが遅くなるからな。」


そりゃそうだな、先生。

ごもっとも。


「じゃあまたな。」


「うん、じゃあね。准、奏太」


「またな、胡桃にみぃちゃん」


「うん、また、ね」