橋本さんと新さんが、一ノ瀬さんの同期と言うのは調べて分かっていた。



味方にするなら、今だ!と思っていた。



でも、意外に向こうから味方になってやる!と言ってくれたのは嬉しかった。認められたと受け取っていいのだろうか…

「いやぁ~あいつもこんなイケメンに思われて幸せだな~」


「これで少しは女らしくなればいいけどね。」


「田川~あいつを女にしてやってくれよ!」

「娘を嫁に出す父親の気分ってこんなものなんだね。」

お酒を飲みながら、クスクス笑う

新さん…

「お2人共…良いんですか?僕が、一ノ瀬さんを…その…僕のものにしても…」

その言葉に一瞬止まった2人だか、次の瞬間には妖しいまでの笑顔で…

「「ものにできるならね♪」」

この意味を本当に理解できたのは、まだ先の事だった。