やっと私は落ち着いてきた。 そして… 「セイナ、俺が必ず守るから。ここで一緒に住まないか?」 いつもと同じ、優しい目で私にそう言った。 「ちょっと顔は恐いけどさ、みんないい奴らだから。セイナを守ってくれる。」 私は一人じゃない。 陽くんと一緒にいれば、幸せになれる。 「よろしくお願いします。」 私はそう言って、陽くんに微笑んだ。