「…陽くん…」 そこには、肩で息をしている陽くんがいた。 陽くんの姿を見た女子達の顔が一瞬にして、真っ青になった。 「だから、何してんの?」 もう一度、陽くんが聞いた。 「…っ!ごめんなさい!」 女子達はそう叫んで、走って行ってしまった。 「ったく。」