「っ!本当にむかつく!」 慣れているって言っても、5人で一斉に蹴られたり、叩かれたりしたらさすがにかてっこない。 私が倒れると、女子達は笑いながら、 「お前ごときが、雄也くんに近づいてんじゃないわよ!」 そう怒鳴った。 こんなこと慣れてるはずなのに… 何故か目が熱くなってきた。 こんな奴らの前で泣くもんか。 …誰か、助けてよ。 私が何したの? …誰か… 「お前ら何してんの?」