そして1時間後。 麻美さん達は帰って行った。 部屋には陽くんと二人きり。 すると、 「あのさ、セイナ。」 陽くんが話しかけてきた。 「どうしたの?」 「お互い、二十歳になってからで…いいんだけど…。」 陽くんの顔が赤くなっていく。 「何?」 「………………。」