ヤクザと恋愛




私が困っていると、


「あ、可愛いお姉さん見っけ~!一緒に遊ぼう!」



突然手首を掴まれて見ると、チャラチャラした男の人が2人。



「すみません。人を待ってるんで。」


私は丁重に断ったつもりだったけど…


「その子も一緒にどう?」



「いいねぇ。じゃあ、一旦タイマンする?」

「「…えっ!」」


そこに居たのは、紛れもなく、


「「井端陽!」」


そう。私の彼氏の井端陽でした。



「すみませんでした!」


男の人達は頭を下げて走って行った。