「セイナ、待ってたよ。」 「ごめんね。」 私が行くともう陽くんが待っていた。 「隣いい?」 私は陽くんの隣に入った。 「セイナ、楽しんでるか?」 「えっ…?凄く楽しいし、幸せだよ?」 私は笑顔で答えた。 「…セイナ。何処にも行かないでくれよ…。」 「行かないよ。陽くんがそれを望むなら。」 私は陽くんに寄り添った。 「だな。俺さ、セイナが好きだよ。」 「私も陽くんが好きだよ?」 陽くんは私の肩を抱いた。