ヤクザと恋愛




~井端組 早瀬セイナ~


私達は部屋に戻ってきた。



「セイナ、座れよ。さっきの行動の理由を言え。」



そう言われたので、私は座布団に座った。



「…で?どうしてあんなことした?」


陽くんが真っ直ぐ私を見て聞いた。



「…麻美さんが裸だったのに。陽くんずっと見てた。」



私は思いきって言った。


「バカか。俺はセイナが一番好きだから。」

「陽くん…。」


「セイナを奪う奴は誰でも許さない。お前を愛してるのは俺だけで十分だ。」




私は心に誓った。


井端陽を愛し続けようと…。



何があっても、貴方が一番だから。