友達のこととか家族のこととかもちろん

恋のことも。


「唯央!」

後ろから聞こえてきた聞き覚えのある声。


振り向くとそこにはやっぱり彼がいた。


「あっ!龍哉っ」


大崎龍哉【オオザキリュウヤ】15歳


私の彼氏。

そして世界で1番大好きで、世界で1番大切な人。


「唯央3組だろ?」

「うん。龍哉は?」

「お・・お前もしかして俺のクラスどこか見てないの?」


しまった!星空ちゃんと一緒ってことで浮かれすぎて

つい見落としてた・・・。


「図星か?」

悔しいけど・・・

私が悪いしね。


「うん。ごめん!」


「いいよ。まっ嬉しいお知らせがあるから

黙って聞きなさい。」


「うん。」

って・・・

今、私全然うるさくしてないし!