私は自分の席へと戻っていく龍哉のあとを こっそりつけて耳元でささやいた。 「龍哉っ!ありがとね♪」 や・・・今の私キモかっかも・・・ 最後の「♪」いらなかったかな? 声高すぎたかな? 引いたよね・・・・ 「あのさぁ、お前朝っぱらからそんな 可愛い顔しないで・・・お願いだから。」 龍哉、顔真っ赤だ・・・。 私は想像もしていなかった龍哉の言葉に 驚きとドキドキが隠せない。