こうして世界には光が射し、褐色も止まり、色が戻った。


太陽の神は勇敢な2人がこの世界を救ったという事実を世界中の人間に伝えた。


人々は涙を流し、オレンジの国に2人のお墓を作った。神はそこに自らの太陽の印を刻んだ。



その時から太陽の印はこの国の象徴であり、守り神であり、また、2人の命が存在した証でもある。


それから国々は栄え、今に至る。色が失われることもなく、あれから1500年。




世界は平和であった。