「そうだ平助!!!」 アタシは近くにいた隊士の一人に 声をかけて中に乗り込んだ。 中は外以上に血の噎せかえる 臭いが立ち込めている。 「おりゃぁぁぁ!」 「っ!邪魔だ」 グサッ―――― 心臓を一突き。 肉が絡まる感触がする。 心臓が止まってから刀を抜く。 「おい美穂!!」 「しんぱっちゃん!平助は?!」 「向こうの部屋だ!」 しんぱっちゃんに言われた 部屋へ走って向かう。