「どうするんです?近藤さん このままじゃ…」 沖田さんが問うと近藤さんは 「ん…やむを得ん。乗り込むぞ!」 その一声で皆の顔つきが変わる。 「総司、新八、平助は俺と 中に入ってくれ。残りは外や 中庭を頼む。」 「「承知」」 返事と同時に池田屋に 乗り込む。 「会津中将お預かり浪士隊 新選組!!詮議の為、宿内を 改める!」 近藤さんが放った言葉は 宿内に響き渡った。 亥の刻―――― 世にいう"池田屋騒動"が 始まった。