「あぁお美穂くん見つけたぞ」

「近藤さんどうしました?」

「いや、君はこういうのは
初めてだろう?
だから少し心配だったんだが…
うん!その顔なら大丈夫だな」

確かにアタシは巡察のとかでも

斬り合いになったりは

なかったからな……

「ありがとうございます
近藤さん!!」

「いや、君も頑張ってくれ。
しかし、無理はしないでくれ」

近藤さんはあの太陽みたいな

笑顔で笑って広間を出ていった。

「アタシも支度しなきゃ!」

残り僅かになっている準備

をせっせと済ませた。