「なんだなんだお前ら!! まるで付き合い始めたばっかりの 恋仲の会話みたいだぞ!!」 「ちょっと左之さん五月蝿い。」 「ごめん…」 ……ありがとう平助。 「あのさ平助!さっきはごめんね…」 「えっ?いや、俺も悪かったし!」 「でも…あんな追い出し方 ないよね……ごめん。」 アタシは頭を深々と下げた。 「あ、っいや…そんなこと すんなよ!!」 平助はそっとアタシの頭をあげると いつものあの笑顔で笑ってくれた。 「ほら!飯食おうぜ~」 「うん!」