「あ、おはようございます!北条先輩!」 校門をくぐるなり声をかけられる。 「ん、はよう」 「今日も人気だねさすが我が校のエース」 「その言い方やめろ…」 実はアタシはウチの高校の期待の星らしい。 なんでも全国が決まったから らしいのだか… そんなの正直興味ない。 アタシは剣が振るえればそれでいい。 「確かにお前は肩書きとか嫌いだしな」 「うん…意味わかんない」 「そっかそっか」 そんな話をしていたら教室に着いた。