次の日の午後

アタシはいつもの壬生寺に来ていた。

まぁ、今日は一もいるけど…

「違うっての!!!背筋も曲がってる!」

「えっ?こうか?」

「だー――――!違う違う!」

一の練習に付き合ってます。

筋はいいんだからがんばれ…

「いい?ここをこうして…」

「あ、そうか!」

わかったみたいね。

――――

「ありがとうございました!」

時間はもう夕方。

今日はここまでか…

「アタシもありがとう!!」

「あ、あぁ…」

「じゃあ帰ろうか」

「そうだな!」