幕末女剣士~新選組~



「止まりな。」

ドカッ

鳩尾を一発殴り男を止める。

「うっ……」

倒れながら呻き声をあげてる

男の傍に屈んで話し出す。

「金は?あるんだったらさっさと
払いな。そしたら帰す。」

「金は……ない。」

無いのか……

「はぁ…すいません沖田さん。
この人お願いします。」

「あ、あと隊服も」

アタシは自分の隊服を脱いで

店主のところに向かう。

「あの、ありがとうございます……」

店主が深々と頭を下げるから

アタシは焦って頭を無理矢理上げる。

「それであの人なんですが…」

「お金持ってないらしいです」