あたしは母親にせかされ病院へと出掛けた そとは雪がヒラヒラと舞っていた あの日 真山とさよならした日 から あたしはずっと幸せだった 両親は子供を産むことに反対でたくさん説得して何とかあたしの気持ちを理解してもらえたし 子供は順調に大きくなってくれている 支えてくれる人がいて 守るべき子がいることがこんなに幸せだなんて 思わなかった