止まらない血




ゆっくり




ゆっくり




紅い液体が



あたしを染めていく




頭がぼうとして




あの日の事が




まるで夢のように




ちがう




あたしは
ホントは




あさこでも
真山でもなく




自分が1番




汚くて


醜くて


弱くて





許せなかっただけ