再会をした後
空港からタクシーで駅前まで乗りそれから軽くお茶をしてから
市バスを使って
久美子と雅也は帰って来た。






『じゃあ…私帰るね』






バス停で別れるはずが
雅也は久美子の事を引き止める。






「おい」



『何?』



「もう帰んの?」



『うん。だってもう用済んだし』



「あ、そう…」



『バイバイ、マシャ』






何か物足りなさを感じながらも
雅也は久美子の事を
その場で見送る。