『………』



「今まで良い子にしてたか?」






子供扱いをして雅也は久美子の
髪の毛を撫でたのだ。






『もうガキ扱いしないでよ!私、もう高校生になるんだよ』



「何か雰囲気が前と変わったな。長かった髪の毛切ったのか。似合ってる」



『この間、カットモデルで衛介さんに切ってもらったの』



「そっか…一年以上会ってない間に女は変わるもんだな」



『マシャ?』