『何これ』






ベッドの上に
大きな箱が置いてあり
久美子はゆっくり近付いて行く。



箱に貼付けられている
差出人の名前を見た途端
一気に箱の包みを開ける。



中身は巨大クマのぬいぐるみ。
久美子より若干小さいが
相当大きなぬいぐるみだった。






『マシャのバカ……ガキ扱いしてるじゃん』






そう言いながら久美子は
クマのぬいぐるみを叩いているとぬいぐるみが横に倒れてしまう。



よく見ると何か
カードのような物が床に落ちた。