「全部よ。ちょっと可愛いからって男子にチヤホヤされてさ。いい気にならないでよね」



『はぁそれだけ?だって可愛いの久美ちゃんのせいじゃないし』






余計相手を怒らす事を言う。






「三沢っマジ超ムカつく!!」






女同士の喧嘩が勃発。
そこへ止めに入る
一人の男子生徒がやって来た。






「おいっやめろよ!」



「あ、凪川くん」






五人組の女子達は
今現れた彼が来た途端
久美子に向けていた手を離した。






「何でもないよ。久美子とふざけてただけだよ」



「ふーん?………お前らさ束にならねーと何も出来ないのか?最低だな」



『剣(ツルギ)くん』



「いいかテメーら今度久美ちゃんに何かしたり言ったりしたらタダじゃ済まねーぞ」