1時間くらいして
久美子は雅也が病室に
迎えに来たので帰る事になる。






「あ、雅也さん」



『マシャ』



「………」






雅也は白衣と眼鏡を外した
私服状態で二人を見た。






「あ、じゃ俺は帰るよ」



『剣くん、今日は本当にありがとう』



「いいって…それじゃ雅也さん、お先に失礼します」



「凪川くん、ありがとう」