それから個室の病室から
雅也が何事もなかったかのように出て行くと廊下をウロウロしてた剣が気付いて近寄って来て
いきなり頭を下げて謝ったのだ。
「申し訳ありませんでした。俺がついていながらこんな事になってしまって…」
「頭上げて」
「………」
「大丈夫だから」
「本当ですか…?」
「ちょっと記憶が混乱してたみたいだが怪我も大した事ないし少し休んだら今日は帰れるから」
「良かった……」
「安心していい。じゃ俺は行くから」
「久美ちゃんの傍にいなくていいんですか」
「仕事あるから」
「そうですか」
「久美子に会ってあげて」
「はい」
そして剣が病室に入るが久美子はぼんやりしていて人が入って来た事に気付いていない様子だ。
雅也が何事もなかったかのように出て行くと廊下をウロウロしてた剣が気付いて近寄って来て
いきなり頭を下げて謝ったのだ。
「申し訳ありませんでした。俺がついていながらこんな事になってしまって…」
「頭上げて」
「………」
「大丈夫だから」
「本当ですか…?」
「ちょっと記憶が混乱してたみたいだが怪我も大した事ないし少し休んだら今日は帰れるから」
「良かった……」
「安心していい。じゃ俺は行くから」
「久美ちゃんの傍にいなくていいんですか」
「仕事あるから」
「そうですか」
「久美子に会ってあげて」
「はい」
そして剣が病室に入るが久美子はぼんやりしていて人が入って来た事に気付いていない様子だ。