雅也と初めての
デートらしいデートでショッピングモールに遊びに行った帰り
車内で疲れたのか、いつの間にか久美子は眠っていた。



雅也の住むマンションは
セキュリティーのちゃんとした
オートロック式



ロックの解除をして扉を開けて
エレベーターの中に入ると
久美子が目覚めた。







『あれ…どこここ?』



「やっと起きたか」



『おろして』



「ほら」






雅也の背中からおりた久美子は
キョロキョロする。