秋が深まる頃…
2度目のオープンキャンパスが開催された。
私は待っていたかの様に予約をした。

バスに乗り込みワクワクしながら[話せる]と考えていた。

前で誰か自己紹介をしている。

『1年の新山陽也(にいやまはるや)松本出身です。よろしく。』

『1年の魁だょ!よろしくねぇ』


カイ…

私の心臓は止まりそうになりいっそうドキドキが増した。