おまけ②《暴露》莉羽side 昼休み、あたしは零と屋上に来ていた。 そんな中、 「あっ…」 零が声を漏らした。 「どうしたの?」 「あ…いや、なんでもない」 「えぇ!?隠し事?」 焦ったようにいう零に不信感を抱き、そう尋ねた。 「いや…―ちょっと思い出しただけ」 「何を?」 主語がないよ。 主語が。 「…あの、俺が告白するちょっと前にさ…」 零が意を決したように話し始めた