「おい、大丈夫なのか?」


「何がですか?」


「客。敵じゃないよな。」


「大丈夫、敵じゃ「刹那様!!」


刹那の言葉を遮ぎり


入ってきた者の顔を見て、


皆はぎょっとした。


そこに立っていたのは、


敵とは程遠い、


小柄で可憐な少女だったからだ。